
ウィッグ加工のやり方
-ウィッグをどこで買うか
今はたくさんのウィッグショップがオンライン上、実店舗として存在している。
そういったお店で好みのものを探すとよいだろう。
-加工に必要な道具
カット
カミソリ、または髪の毛用カミソリ(写真左)を使っている。
-販売店:100円均一、ホームセンター
-値段:100円程度。
ハサミでカットすると、パッツンになりやすいのでハサミは使わない方が良い。

くし
ウイッグ用くし(右)と、整髪用のくし(左)があるとよい。
ウィッグ用くし
-販売店:ウィッグ屋
-値段:500円程度。
整髪用のくし
-販売店:100円均一、ホームセンター
-値段:100円程度。

固定用具とドライヤー
ヘアピンや髪留めゴム等。たくさんそろえておいてほうがよい。

台
できれば、マネキン首を用意するのがベスト。
マネキン首
-販売店:ウィッグ屋
-値段:300円程度。
台
-販売店:ウィッグ屋
-値段:300円程度。

整髪スプレー
キャラクターの独特な髪型を再現するために、ガチガチに固まるスプレーが
必要になる。定番はこのダイエースプレーと呼ばれるもの。
-販売店:ダイエー
-値段:400円程度
ダイエースプレーが手に入らなければ、ケープのスーパーハードでも良い。
-販売店:薬局、コンビニ、ホームセンター
-値段:500円程度。

-作例1
前髪が束になって垂れているというキャラクター。

使用するのはワンレンロングタイプ。
ウィッグを程良い長さにカミソリでカット。

前髪の束をゴムでくくって作る。

整髪スプレーをふきつけて、ドライヤーをあてて固めていく。

くくった状態で整髪スプレーで固める。

後頭部も整髪スプレーで流れる様な形に固める。
完成。

-作例2
よくあるタイプのツンツンした髪型。

使用するのはワンレンロングタイプ。
このキャラは顔に布を巻いているので、実際に巻きつけた上でセットする。
長くていらない部分はカミソリでカット。

毛を束にして先端をつまむ。
つまみながら整髪スプレーを吹き付ける。
ドライヤーで乾かす。

上記作業を繰り返して束をたくさん作る。

完成。

布を外した状態。

-作例3
オールバック。

使用するのはワンレンロングタイプ。

逆さにする。

逆さにした状態で髪の毛を全て後ろに引っぱりヘアピンで固定する。
整髪スプレーを全体にふきつける。

ドライヤーで乾かす。

固め終わった。

後頭部はほどよいところでゴムでくくる。
余った部分は切断する。
完成。

-作例4
ツンツンした束があちこちにある髪型。

このキャラクターの分け目は中央ではない。
しかし、この商品の分け目は中央にある。

よって、分け目の位置をずらしてヘアクリップで固定する。

ヘアクリップや髪留めゴム等で束を作る。
余った部分はカミソリでカットする。

ツンツンを作る。
写真の様に束をひっぱりながら根元を整髪スプレーで固めると立つ様になる。
根元が固まったら全体を固める。

上記作業を繰り返して束をたくさん作る。

整髪スプレーで全体を固める。

固め終わった。

後頭部も整髪スプレーで流れる様な形に固める。
完成。

-作例5
ガンガンに立った髪の毛。

使用するのはワンレンロングタイプ。

洗濯物干しに逆さまにぶら下げる。

ボンドGクリヤーをラッカー薄め液で薄める。
多少粘り気がある程度にする事。

ビニール手袋を履いて、薄めたボンドGクリヤーを全体に塗りこむ。
塗り終わったら、乾燥の為に一晩寝かせる。
完成。

作業時の注意
-シンナーを含んだ物(ボンドG17やボンドG10、ラッカー薄め液等)やスプレーを使う際は換気をよくすること。
防毒マスクを着用する事。
←マスク本体と交換用フィルター
-材量等を火であぶる際は、換気をよくすること。
また、煙を吸わない事、煙を目にいれない事。
-材料等をハンダゴテで掘る場合は、換気をよくすること。
また、煙を吸わない事、煙を目にいれない事。
-塗料、シンナー、ボンドG17やボンドG10等燃えやすい物の近くで火を使わない事。
-工具は使い終わったらコンセントを抜く事。
-材料や道具のラベルを読み、使い方を理解する事。
-最後に
作業には危険の伴うものもあります。「これは危険で難しそうだ、これは真似できそうにない」と思ったものは
無理せず省略等しましょう。作業中に何かしら事故が起きても当方では責任を負う事はできません。
あくまでご自身の判断による作業をお願い致します。
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